ややこしい計算、どうする?

こんにちは、スタッフの松元です。

中学生の皆さんはテストまで一週間を切りましたね。
準備は順調ですか？塾生の皆さんは自習室で夜遅くまでよくがんばっていますね！

中一のテスト範囲は「正の数、負の数」ですが、この単元ではさまざまな計算の法則を学びます。「乗法の交換法則」「乗法の結合法則」「分配法則」などです。一度にたくさんの法則を覚えるのは大変ですね。でも実は、これらの法則は上手く使えば、ややこしい計算が格段に楽に解けるようになるのです。例えば、
４×(-２９)×２５
この計算をどう解いたら良いでしょうか？
左から順番に４×(-２９)=-１１６だから、(-１１６)×２５=-２９００
もちろん正解です！でも「乗法の交換法則」を知っていればもっと簡単に解ける方法があるのです。まずこの式をながめて、簡単に計算できそうな組み合わせはないかな…と探します。そうすると４×２５が見つかりますね。「交換法則」を使って順序を入れかえて、４×２５×(-２９)の順番で計算すると、１００×(-２９)＝-２９００となり簡単に計算できます。

では５８×(-３)＋４２×(-３)
この計算はどうでしょうか？これは５８×(-３)、４２×(-３)をそれぞれ計算して足すと答えが出ます。ですが分配法則を使うともっと簡単に計算できます。
(-３)×(５８+４２)　と式を変形すると(-３)×１００ですね。

中一でこの計算法則をならった段階では、工夫して計算する、ということに慣れていないため、並べられている順番に解いてしまう生徒さんが多いようです。複雑な計算だな…と思ったときにはぜひ立ち止まって、工夫して簡単に計算できる方法はないか考えてみましょう。計算ミスを減らして確実に点が取れるようにしたいですね。

テストまであと少し、計画的にがんばりましょう！
ノーバスではテスト対策を毎日やっていますので自習室にぜひ来てください。

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