こんにちは。塾長です。
本日は、教育学者 齊藤孝さんの「本を読まない人たちが知らない人生」というネット記事の紹介と私なりの所感を投稿します。最近の若者の読書離れについて警笛を鳴らす内容になってますので、ご参考までに・・・。
今年の2月、大学生協が発表したデータによると、大学生の1日の平均読書時間は23.6分、一方でスマホ利用時間は平均177.3分、また、大学生の実に53.1%が1日の読書時間「ゼロ」という、驚くべき結果だそうです。スマホを否定するわけではないですが、少なくとも若い世代の読書時間は確実に減っているように見えます。
この記事の中で齊藤さんは読書の重要性について、「読書は生きるための基本」であると述べています。読書には「思考力を深める」効果と「精神を高める」効果がある。つまり、得た知識により自分の頭で物事を考え価値観を培うことができ、また他人の人生を追体験することで「寛容さ」を身につけ人として成長できるということです。
読書時間が減少しているということは、この「生きるための基本」を得る機会が失われているということですよね。うーん、考えさせられます。
私自身の話をすると、若いころは今ほど娯楽もなかったので、相当色んな本を読みました。そこでたくさん考え妄想したことが、少なからず今の自分を作っているように感じます。しかしそんな私自身、最近は目的の情報を得るための雑な斜め読みしかしておらず、良い本をじっくりと読書することがめっきり少なくなりました。
現代人は、読書の優先順位が下がっているように感じます。子供も大人も忙しそうです。スマホから情報のシャワーを浴びて1日が終わる、そんな毎日になってないでしょうか?私自身、とても反省するところです。
しかし、時代・環境が変わっても、良い文学・活字をじっくり読むことは、変わらず「生きるための基本」であると考えます。
GWも後半戦・・・。生徒の皆さん、講師の皆さん、せっかく時間があるので落ち着いて何か1冊読んでみる、そんな連休はいかがでしょうか?それがきっかけで、読書を忘れていた人達も、読書ライフが復活するかもしれませんね!
※尾ノ上校では記事中で紹介されている『銀の匙』という本を購入しました。とても良さそうな文学で中学生で読めそうですので、貸出可能とします。ご希望の方はスタッフにお申し付けください。
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