変わる共通テスト、2025年度からの大きな変更点

国公立大学や多くの私立大学でも利用されている大学入学共通テスト。出題教科「情報」の追加など、その内容が2025年1月実施分から大きく変わります。

≪構成≫

25年の共通テストの出題教科は、現行の「国語」「地理歴史、公民」「数学」「理科」「外国語」に、新教科の「情報」を加えた6教科となります。

≪国語≫

・試験時間が現行80分から90分に延長

・近代以降の文章に大問が1つ追加

・近代以降の文章�@�A各45点、�B20点

・古文45点、漢文45点

・追加になる大問は解説文のようなイメージ

・これを増えた10分で解くのは厳しいので、全体をより速く読む力が必要

≪地理歴史、公民≫

・『地理総合、地理探究』『歴史総合、日本史探究』『歴史総合、世界史探究』『公共、倫理』『公共、政治・経済』『地理総合、歴史総合、公共』の6科目に再編

・最大2科目を受験可能

・ただし2科目を受験する場合は組み合わせ不可の科目があるので注意要

≪数学≫

・数学�Aは『数学�U、数学B、数学C』1科目のみの出題

・問題数が増え、試験時間が60分から70分に延長

・数Bから「数列」「統計的な推測」の2項目

・数Cから「ベクトル」「平面上の曲線と複素数平面」の2項目

≪情報≫

・出題教科に『情報』が追加

・試験時間は60分、配点は100点

・使用するプログラミング言語は入試センター独自日本語プログラム表記（対策要）

現高校1,2年生へ

�@新テストに伴い、履修内容が増えます。受験前の詰め込みでは間に合いません。より早い時期から受験対策を開始しましょう。

�A試験時間について、増えた時間以上に問題が増えています。今まで以上に速いスピードで解く必要があります。読解力、処理スピードを高める訓練をしましょう。

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